ニベアで乳首の黒ずみが消える噂を徹底検証!噂は本当それとも嘘?
ハンドクリームとして利用する機会の多いニベアは、お手頃な価格なうえに、ドラックストアで購入できる手軽さもいいですよね!そんな身近な存在のニベアが、乳首の黒ずみに効くとツイッターで話題になっています。
そこで、「ニベアでピンク色の乳首に近づける」という話が真実であるのか、徹底調査してお伝えします。乳首の黒ずみを解消したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
→乳首の黒ずみに効果の高いおすすめクリーム3選は?黒ずむ原因と予防方法も解説
ニベア青缶が乳首の黒ずみに効果がある噂の発信源はどこ?
「ニベア青缶を使ってから乳首の黒ずみが薄くなった」との噂が広まったのは、SNSで情報が拡散されたからです。どんな書き込みかと言いますと、「乳首にニベアを毎日塗り続けてから黒ずみが薄くなった」との内容です。
この書き込みに連動するかのように、「ニベアを乳首に塗るとプリプリになる」、「乳首のかゆみがニベアで治った」とツイートされています。どうやらこれらの情報が拡散した結果、「ニベア青缶をバストトップに塗ると、乳首の黒ずみが薄くなる」との噂が多くの方達の間で次々と拡散していったのでは……と思われます。
そもそもニベアに美白効果のある成分は含まれているの?
乳首の黒ずみ除去をウリにしている美白クリームの多くは、グルチルリチン酸2K、トラネキサム酸などの美白成分が配合されています。スキンケアのイメージが強いニベアに、果たして美白成分は含まれているのでしょうか?そこで、ニベアの成分にクローズアップして美白効果があるかどうかチェックしていきましょう。
ニベアの成分は?
ニベアは水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、シクロメチコンなどを主成分とする、約19種類の成分で構成されています。これらの成分の多くは、乾燥から肌を守る保湿を目的としており、美白効果を期待できるグルチルリチン酸2K、トラネキサム酸などは配合されていません。
つまり、ニベアそのものには乳首の黒ずみの原因となる、メラニン色素の分泌を抑える働きがないということです。成分表を見る限りでは、あくまでも、ニベア青缶は乾燥した肌にハリと潤いを与えるスキンケアにしか過ぎません。
乾燥による黒ずみは抑える働きがある!
成分上は、ニベアには美白効果を期待できないことが分かりました。ただし、乾燥が進むと肌のバリア機能が低下して、乳首が黒ずむ原因となります。バストトップの乾燥や痒みを防ぐために、ニベアを使用することで、乳首が黒ずむのを防げます。
SNSで「ニベア青缶を使用してから乳首の黒ずみが解消した」との噂も、ニベアによって乾燥肌が改善した結果、新たにバストトップが黒ずむのを防げたためと思われます。つまり、あながちSNSの噂も間違いではなかったことになります。
体質によっては乳首の黒ずみケアにニベアが危険なことも!?
リーズナブルな値段のニベアで、バストトップの黒ずみが解消されると嬉しいですが、肌タイプによってはさらに乳首が黒ずんでしまう可能性があります。SNSの投稿者の中にも、ニベアを使用してから「肌が痒くなった」、「さらに肌の痒みが強くなった」と発信している方がいます。
痒みに耐えきれずに、乳首を掻いてしまうと、防御反応が働きメラニン色素が過剰に分泌されます。その結果、乳首が黒ずんでしまう可能性があるため注意が必要です。
ニベアで痒くなるのはなぜ?
ニベアには香料、ワセリン、グリセリンなどの鉱油、シリコンなどの刺激物質が含まれています。これらの刺激物質によって、肌が過敏な方は痒みを引き起こす可能性が考えられます。
また、かぶれなどの皮膚の炎症を招く可能性のある、ラノリンアルコールが配合されていることも注意点です。乳首は皮膚が薄いデリケートゾーンですので、手や足にニベアを使用して痒みが出ない方でも、症状を誘因する可能性があります。
せっかく乳首の黒ずみを除去するためにニベアを使用したのに、逆に仇となって、患部の色素沈着が濃くなってしまっては元も子もありません。痒みが出た時には、即刻使用するのを止めましょう。
ニベアでは乳首の黒ずみ解消にそれほど大きな効果を期待できない
ニベアは乳首が乾燥して肌荒れを起こしている時に使用することにより、新たなバストトップの黒ずみを防げます。ただし、あくまでも乾燥が引き金で起こる黒ずみを予防する効果にしか過ぎません。
そのため、既に黒ずんでいる乳首をピンク色に近づけるためには、バストトップ専用のケアクリームを使用したほうが即効性を期待できます。この機会に、美白成分が配合されている、乳首の黒ずみクリームを探してみてはいかがでしょうか。